新幹線宿泊パックを利用してホテルに泊まらないのはOKか?
ホテルだけをキャンセルすることはできません。
新幹線宿泊パックは新幹線の往復と、ホテルの宿泊の合計料金で成り立っていますので、その合計料金から宿泊費を引くことはできません。
ただし、現実の話しとして、ホテルにチェックインして宿泊しなかったからといって、新幹線のチケットが無効になるわけでもありません。
新幹線のチケットは帰り分も問題なく使えます。
おすすめの新幹線宿泊パック
新幹線の普通料金往復分より、新幹線宿泊パックの合計料金の方が安いこともあります。
そんな時は「新幹線宿泊パックを使って、ホテルに泊まらなくてもいいかな?」と考えることも…。
また、泊まるつもりでいても、何らかの理由で泊まれない時もあるでしょう。
もし、新幹線宿泊パックを利用して、往復新幹線だけを使い宿泊しない場合は、必ずホテルに「今日は宿泊できませんので、他の方に部屋をお譲りください」と電話連絡するのが礼儀でしょう。
ホテル側はパック料金の中から支払いを受けることができるので、このような連絡をしたところで、ホテル側から怒られることはないでしょう。
それよりも「ご丁寧にありがとうございます。」という返答をされることはあるかもしれません。
このようなケースでも、例外として新幹線宿泊パックを使って泊まった方がお得な場合があります。
そんな珍しいケースをご紹介しますので、土日にご利用の方はぜひ読んでみてください。
ホテルに泊まらないより泊まった方がお得なケース!
新幹線宿泊パックを利用して、「ホテルに泊まらないより泊まった方がお得なケース」とは?
それは、週末に利用する場合です。
例えば、
【損するケース】土曜日出発〜日曜日帰り(1泊2日)
■土曜日に新幹線で行く。
■知人と合流して、土曜日は知人宅で宿泊。
■日曜日の新幹線で帰る。
これがホテルに宿泊しないと損する典型的なパターンです。
こんな計画をしている方は、可能であれば以下のように申込みましょう!
【得する方法】金曜日出発〜日曜日帰り(1泊3日)
■金曜日の夜に新幹線で出発。ホテル宿泊。
■土曜日に知人と合流して、知人宅に宿泊。
■日曜日の新幹線で帰る。
金曜日の夜にでも行きの新幹線に乗ることができれば、こちらの方が料金的にはお得です。
というのも、金曜日より土曜日の宿泊費の方が高いので、金曜日出発の1泊3日より、土曜日出発の1泊2日パックの方が料金が高いからです。
では、実際に料金を比べてみましょう。
例えば、東京から京都に行って、京都の知人宅に泊まるとしましょう。
土曜日出発で1泊2日の新幹線宿泊パックの料金は26,800円。
ところが、金曜日出発で同じホテルに泊まる1泊3日の新幹線宿泊パックを利用すると、料金は25,000円。
金曜日に出発する1泊3日新幹線宿泊パックの方が1,800円ほどお得です。
ただし、こういった「1泊だけ宿泊して、2泊目のホテルは予約しない」という予約ができる新幹線宿泊パックは多くありません。
参考までに、日本旅行の新幹線宿泊パックではこれが可能です。
※実家への帰省でご利用をお考えの方はこちらのページも参考に!